ジャイアントバルーン(風船人間)

笑いに包まれる驚きのショー

どんな芸?

巨大な風船の中に人が入ってしまう芸です。

見た目や動きの面白さに加えて「見たこともない大きさにまで膨らんだ巨大な風船に対する驚き」「いつ割れるかわからないドキドキ感」「息ができるかどうかの不安感」など、お客さんの心理を揺さぶるパフォーマンスです。

巨大な風船の予期せぬ動きを見せていくパフォーマンスです。

一般的には中に入って衣装チェンジする為に使っている大道芸人が多いです。

また、イベントでは膨らませた風船を客席に投げ入れてお客さんに跳ね返してもらうなど、お客さんを盛り上げるために使う場合もあります。

難しさ

割れないように扱うのが難しいです。

この芸を始めてめて12年位経過したGEN(ジェン)でもいまだに予期せぬところで割れることがあります。

また、衣装の違いや足場の違いによって注意するところが微妙に変わってくるので、ショーで使えるようになるまですごくたくさんの風船を割りながら練習していく必要があります。

習得するまでに原価がかかるパフォーマンスです。

 

危険な芸?

よく「割れた時に鼓膜破れたことない?」と聞かれますが、そんなことはありません。
テレビではリアクションを大げさに取らないと視聴者受けが良くないので大げさに反応する場面が多いですが、実際には突然割れて驚く程度で鼓膜などを傷つけるほどの大きな音はしないので、お客様はもちろん、中に入っている僕(芸人)にも鼓膜が破れてしまうという危険はありません。

ただし、行っている芸人にはいくつかの危険が伴います。

・長く入っていると中の酸素がだんだん薄くなってくるため、風船から出た時に酸素濃度の違いから急にめまいがして倒れることがあります。(中に入っていると徐々に酸素が薄くなっていくため、その危険性に気が付かないで進めていってしまいがちです。)

・風船の中に入っていると外が全く見えなくなるため、道具や急に客席から飛び込んでくる子供さん(時には酔っ払ったおやじなど)と激突する危険があります。

・中に入っていろいろ動こうと思ったときに基本的な動きがうさぎ跳びとアヒル歩き(どちらも体を壊すから。という理由でスポーツトレーニングや学校の授業ではやってはいけないトレーニングに指定されたもの。)になるので、足腰にかかる負担が大きいです。

風船の種類

様々なメーカーからいろいろな種類の風船が出ています。

どれも人が入るように設計されていないので非常に割れやすいですが、もし人が入るなら比較的割れにくいものを選ぶ必要があります。

海外製品が多いためか風船の作り方に限界があるためなのか風船の厚みに均一性がなく、すぐに割れてしまうものもあります。(おそらくはクレームを出してもどうにもならない問題かと思います。)

それぞれの芸人が自分の芸にあった風船を使うのもノウハウの一つです。

 

芸の名前

ジャイアントバルーン・BIGバルーン・巨大バルーンショー・インバルーン・風船人間・大きな風船のショー

様々な呼び方がありますが、まだこの芸の日本での歴史は浅く呼び方が定まっていないのが現状です。

近年テレビで放映されるときに風船人間という呼び方で紹介されることが多い気がしますが、やっている方としては演目紹介の時にネタばらしをするような感じがありこの名前を使わない芸人が多いです。

 

GEN(ジェン)の芸

12年間で何千回もこの芸を行ってきたノウハウと中で行っているアクロバット技術を駆使したパフォーマンスです。

さらに、スキューバーダイビングのツアーガイド補助を行っていた時に培った呼吸を細くする呼吸法もとりいれているため、比較的長く入っても事故が起こりにくいです。

大道芸人GEN(ジェン)ソロのジャイアントバルーン

10秒間の一発芸:大道芸人GEN(ジェン)のソロパフォーマンスではショーのエンディングでみんなで笑って終了したいので、頭に風船を被って騒ぐ一発芸を行っています。

※なぜ前身はいらないの?:大道芸では小さな子供さんや酔っ払った方など、たまに興奮してステージに飛び込んでくる方がいます。風船の中に入っているとそういった時に対応ができないため行いません。ただし、ステージショーなどそういった危険がないときには行うこともあります。





アルジェントさーかすのジャイアントバルーン

風船飛ばし:竿に大きな風船を結び付けて客席に飛ばし、お客様に跳ね返してもらうお客様参加型のショーです。子供たちがキラキラした目で楽しそうに風船を飛ばしている姿が見たくて作ったショーですが、子供だけではなく大人もキラキラした目になります。みんなが童心に帰れるパフォーマンスです。

インバルーン:風船の中に入ってしまったGEN(ジェン)あたかも大きな風船がポツンとあるような状態に、それを見たアルくんが触ってみたり押してみたり時には乗ってみたりGEN(ジェン)が見えないことをいいことにやりたい放題のコメディーショーです。

風船の中に入ってしまったGEN(ジェン)はもはや動く物体、外に出ているアルくんが主役です。

 

ハッピーメリーサーカスのジャイアントバルーン

風船飛ばし:アルジェントさーかすの風船飛ばしと同じですが、演者が多いと竿につけないで風船を客席に投げ入れることもあります。(ただし道路などに風船が飛び出す危険があるときは必ず竿をつけます。風船の数も一つではなく、二つ三つと増やす場合もあります。

インバルーン:風船に入ったGEN(ジェン)と演者数名で行うショーです。メンバーによって見せ方は変わってきますが、ダンスをしてみたり奪い合いをしてみたり・・・風船をめぐってのショートストーリーです。

 

 

備考

この記事を書いていて風船の中に入ってみたい!というお客様や、風船の芸をおしえてくれと頼みに来る芸人が時々いるのをもいだしました。

風船に入るための教室(短期)を開いたら需要ってあったりするのかな?なんて考えながら書いていました。

もちろん危険な部分はありますが、その辺もちゃんとレクチャーすれば入って出てくるくらいなら意外と素人さんでも行けるはずです。

ある風船メーカーの人に聞いたら、「初心者の人が興味本位で買っていってくれることはよくあるのだけど、入れなかった。と言って、二個目がなかなか売れないんだよね!」と言って嘆いていたことを思い出しました。

いずれそのような指導機会も作ってみたいな!と思いました。

 

アルジェントさーかすとハッピーメリーサーカスのジャイアントバルーンの見比べ!はこちら

 

大道芸人GEN(ジェン)

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GEN(ジェン)

サーカス芸を行うパフォーマンスアーティスト

1999年大道芸人としてパフォーマンス人生をスタートし、Tim Tam ・ツエルクロータス・GちょこMarble・男と女・Happy Merry Circus(ハッピーメリーサーカス)・アルジェントさーかすなど、数々の作品で活躍する。

現在はHMC(ハッピーメリーカンパニー)代表・Happy Merry Circus(ハッピーメリーサーカス)団長・アルジェントさーかす(大道芸ユニット)として活動中。

GEN(ジェン)について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

HMC・Happy Merry Circusのホームページ : http://hmc.jp
アルジェントさーかすのホームページ : https://algento.site/
GEN(ジェン)のFacebookページ : https://www.facebook.com/daidougei.gen
GEN(ジェン)のTwitter : https://twitter.com/Algento_GEN